- 投稿日
- 2018年5月24日 (最終更新:2018年6月10日)
- カテゴリ
- 不妊症・妊活
こんにちは。オンワーク治療院 院長の山田です。
今回は妊活のための栄養素【ミネラル(無機質)】についてお伝えしていきます。
ミネラルは身体を作っていくためには重要な役割をしています。タンパク質、脂質、糖質、ビタミンと並び5大栄養素の一つになります。
ほかの栄養素に比べると必要な摂取量は少なくても大丈夫ですが、それでも近年ミネラル不足の方が増加しています。
今回は代表的なカルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムをあげていきます。
《カルシウム》
主に有名なのはやはり骨=カルシウムですよね。実はカルシウムは骨だけじゃありません。
歯、神経、血管、筋肉、体内pH調整など身体ならどこでも使われています。カルシウムは近年日本ではとても多くの人が不足していると言われています。
カルシウムが多い食材:大豆製品、煮干し、干しエビ、わかさぎ、ひじき、わかめ、こんぶ
*イメージとして、牛乳という方もいらっしゃるかと思いますが、個人的にはお薦めはしません。
《鉄》
鉄が不足するとやはり貧血が起きます。妊活中の貧血は妊娠率を落とすことも分かっています。鉄欠乏貧血と呼ばれ、卵巣や卵子の質の低下につながってしまいます。当院の施術でも謳っている『血流』にも大きく影響します。貧血になれば全身に酸素や栄養が送れなくなってしますからです。以前お話した抗酸化にも重要な働きをします。
血流が落ちれば、卵巣だけでなく他の身体の部分も乱れやすくなります。ホルモンバランスも乱れてしまいますし、身体の中の状態が落ちてきてしまいます。
鉄が多い食材:あおのり、ひじき、煮干し、あさりの佃煮、レバー、きくらげ、だいず、きなこ
*鉄分の多いレバーなどの動物性食品はビタミンAが多いため、ビタミンAの過剰摂取になるので注意してください。
《亜鉛》
亜鉛はミネラルの中でも不足しやすいと言われています。不足することで味覚の異常や性機能の低下が起きます。男性がこの亜鉛を不足してしまうと精液や前立腺に影響があると言われています。もちろん女性も摂取する必要はあります。細胞に影響をもつなど重要な役割を持ちます。
亜鉛の多い食物:牡蠣、煮干し、するめ、のり、牛肩、ロース
*亜鉛は吸収率が良くないと言われています。こまめに取れるといいですね
《マグネシウム》
マグネシウムは血圧や体温調節に影響があります。
片頭痛がある方はマグネシウムをとりなさいなんて言われたりもします。マグネシウムはカルシウムと一緒に摂ると効率が上がると言われています。
マグネシウムの多い食物:シラス、大豆、きなこ、干しエビ、あおさ、青のり、わかめ、きくらげ
サプリメントで取れられる方も多いかもしれませんが、添加物の注意が必要です。せっかく摂っても添加物の影響で内臓の働きが落ちてまい、吸収しづらいなんてこともあります。
良い食生活で、良い身体づくりをしていきましょう(^^♪
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