偏平足だと思っていませんか?実は『足の過回内』が関係しているかもしれません

偏平足だと思っていませんか?実は『足の過回内』が関係しているかもしれません

投稿日
2026年10月30日 (最終更新:2026年10月30日)
カテゴリ
偏平足

あなたの土踏まず、足の過回内が関係していませんか?偏平足との関係とセルフチェック

「土踏まずがあまりない気がする」
「長時間歩くと足が疲れやすい」
「靴の内側ばかりすり減る」

このようなお悩みはありませんか?

足の土踏まずが低くなる原因のひとつに、**足の過回内**があります。

過回内とは、歩いたり立ったりするときに、足部が内側へ回り込む動きが過度に大きくなる状態を指します。

今回は、偏平足と過回内の関係、自宅でできる簡単なセルフチェック、日常生活で気をつけたいポイントについて解説します。

1.偏平足とは?土踏まずの役割

偏平足とは、足裏の内側にある縦方向のアーチ(土踏まず)が低くなった状態のことです。

土踏まずには、歩行や運動時の衝撃を分散したり、足にかかる負荷を調整したりする役割があります。

ただし、土踏まずが低いからといって、必ずしも身体に問題があるわけではありません。

痛みや疲れなどの症状がなく、日常生活に支障がない方もいます。

大切なのは、足の形だけで判断せず、立ったときや歩いたときの足の動き、痛みの有無なども確認することです。

 

2.過回内によって土踏まずが低く見えることがある?

足の過回内は、土踏まずの形や高さに関係することがあります。

足部が内側へ回り込む動きが大きくなると、踵の外反や足部の変形を伴い、内側の土踏まずが低下して見える場合があります。

そのため、立っているときに土踏まずが低く見える方のなかには、足部の過回内が関係しているケースもあります。

ただし、偏平足と過回内は同じ意味ではありません。

生まれつき土踏まずが低い方もいれば、靭帯や筋肉、腱の機能などが関係してアーチが低下する方もいます。

また、足のアーチが低くても、過回内が必ず強いとは限りません。

足の形だけで原因を決めつけず、足部の動きも含めて確認することが重要です。

 

3.あなたの足は大丈夫?簡単セルフチェック

次の項目に当てはまるものがあるか、確認してみましょう。

  • 立ったときに土踏まずがほとんど見えない
  • 長時間歩くと足裏や足首が疲れやすい
  • 立っていると足が内側へ傾くように感じる
  • 歩行時に踵が内側へ倒れ込むように見える
  • 靴底の減り方に左右差がある、または内側が目立ってすり減る

これらは足部の状態を振り返る目安になりますが、該当するからといって偏平足や過回内と確定するわけではありません。

靴底の減り方も、歩き方や靴の種類などによって変わります。

気になる症状がある場合は、足の形だけでなく、歩行や立位での動きを確認してみましょう。

4.偏平足や過回内は、足首や膝にも関係する?

足部の動きは、歩行時の下肢全体の動きと関係しています。

足の過回内が大きい場合、足首や膝などの動きにも影響することがあります。

ただし、過回内があるから必ず膝痛や腰痛になるわけではありません。痛みには筋力、関節の状態、運動量、生活習慣など、さまざまな要因が関係します。

足の疲れや痛みが続く場合には、足だけでなく、足首・膝・股関節の動きや歩行の状態も含めて確認することが大切です。

5.今日からできる足のセルフケア

足の状態に合わせて、無理のない範囲で次のような運動を取り入れてみましょう。

① 足指を動かす

足指を開いたり閉じたり、1本ずつ動かしたりします。足指を動かす感覚を意識してみましょう。

② タオルギャザー

床に置いたタオルを足指でたぐり寄せます。足指や足部の筋肉を使う練習になります。

③ ショートフット運動

足指を強く丸めず、足の前側と踵の位置を大きく変えないようにしながら、土踏まずを軽く引き上げる運動です。

最初は座った状態で、無理なく行いましょう。

これらの運動は足部の筋機能を高めるための方法ですが、すべての偏平足や過回内が改善するわけではありません。痛みが出る場合は中止してください。

6.足の形だけでなく、動きにも目を向けましょう

土踏まずが低いという特徴だけでは、足の状態を十分に判断できません。

立ったときのアーチの高さ、つま先立ちでの変化、踵の傾き、歩行時の足部の動きなどを確認することで、状態を把握する手がかりになります。

特に、最近になって片足だけ土踏まずが低くなった場合や、内くるぶし周辺の痛み・腫れ、歩行時の痛みがある場合は、整形外科などの医療機関で相談しましょう。

足の疲れや歩き方が気になる方は、まずご自身の足の状態を知ることから始めてみてください。

土踏まずの形だけでなく、足がどのように動いているかにも注目してみましょう。

※本記事は一般的な健康情報です。症状の診断や治療に代わるものではありません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加