- 投稿日
- 2018年10月23日 (最終更新:2018年10月23日)
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灸は昔から家庭などでも行われているポピュラーなものになりますね。
治療に関しては国家資格保持者と決められていますが、自分自身で行なうセルフケアの
一つとしても用いられる物の一つです♪
前回は鍼(ハリ)についてをお伝えさせていただきましたが、今回は灸(きゅう)についてお伝えしていきたいと思います。
灸とは??
お灸をすえる、などといわれお灸はどこかしらネガティブなとらえ方をされていますが、強い刺激はあまりなくソフトなものが一般的になっています。
昔から愛されてきた灸ですが、有名なところでは千利休が日本中を歩く際に『足三里』というツボにお灸をしたと言われています。
足三里は下肢の疲労回復や、胃腸を整えるツボとされているものです。
本来、お灸はもぐさといわれるものを使用していきます。
もぐさとはヨモギの葉の裏側にあるものを集めて精製していくともぐさになります。
また、写真のように台座の上に紙で巻いたものを間接灸と呼びます。セルフケアで行うものはこの間接灸になりますね。
お灸の効果は・・・
- 血流改善
- 温熱効果
- 鎮痛効果
- 自律神経系への作用
- 免疫系への作用
血流が改善することで、筋の緊張の緩和、柔軟性の向上などが起こることはすでに研究としても分かっています。
現代の灸
ツボ(経穴)も研究が進んできたことで、医学的な根拠の上に作用が認められてきています。
全国20か所程度の大学病院でも鍼灸の施術を行なっています。
さまざまな効果があることが世界中でも認知されてきている安全な手法の一つです。
お灸は、もぐさを米粒大の大きさに固めて、皮膚の上で焼いていく手法というものがあります。
以前はやけどを作るという有痕灸(ゆうこんきゅう)というものがありましたが、
今はやけどが残らないようにする無痕灸(むこんきゅう)がメジャーになっていますので、熱いといわれる灸ではなく、むしろ温かい、気持ちが良いようなものになっています
当院での施術
当院では長野式といわれる手法を用いて行っていきますが、その院により、手法は異なることが多いです。
東洋医学だけではなく、現代西洋医学の知識も合わせて、医学的根拠に基づいた施術を個人個人に合わせて行なっていきます。
お灸は熱ければより効果がある・・・なんてことはありません。
当院では婦人科の問題の方にはほとんどの方にお灸を薦めています。
- 生理痛
- 月経不順
- 不妊、妊活
- PMS(月経前症候群)
- 冷え
- 更年期障害
- 逆子
といった方などに効果をあげています。
お灸には興味があるが、怖い、熱そうと思っている方は是非当院にご相談ください。
上手にお灸を使って身体の不調や、健康維持をしていきましょう♪