- 投稿日
- 2018年10月06日 (最終更新:2018年10月23日)
- カテゴリ
- 変形性膝関節症
本日は「膝に溜まる水」についてお伝えしていきます。
よく膝に水が溜まるということを耳にしたり、水を抜くと癖になるといったことを聞いたことが
あるかもしれません。
まずは膝がどういった状態になっているのか理解してみましょう。
膝に水が溜まる理由とは?
膝の水は関節液といって関節をスムーズに動かすための潤滑油なんていわれたりします。
そのため、基本的にはどんな方にも少量の水があります。一定量に保てれていて、古いものは身体で吸収されることが分かっています。
これが何らかの影響で膝に炎症や負担が増えることで、水がどんどん作られてしまうような状態のことを水がたまった(関節水腫)といいます。
水が溜まる原因としては
- 関節リウマチ
- 変形性膝関節炎
- 半月板損傷
- 靭帯損傷
- 痛風
などがあげられます。膝に炎症があるときに起きてしまう症状といえます。
水が溜まると・・・
- 膝が腫れる:お皿の上の部分が腫れることが多くあります。水が溜まったときはぶよぶよとした柔らかい感じが出ます
- 膝の痛み:膝の曲げ伸ばし、ねじる動きで痛みが現れます
- 膝周りに熱をもつ:赤くなり触ると熱がある感じが分かります
これらは長期間になってくること関節の変形を進めてしまったり、膝周囲筋の低下を招いてしまうこともあります。
すると、日常生活にも支障が現れてきてしまうという方もいます。
水を抜くと癖になる??
結論から申し上げますと癖にはならないといえます。
ただし、これは水が溜まる原因が解消されればという話になります。この原因が取り除くことが出来れば再び水が過剰に溜まることはありません。
水を無くすには??
病院で行われる処置としては注射器で抜いていくことや、内服薬の使用があげられます。
これらの処置でも水が再び溜まる。痛みが引かない場合は手術により根本原因を取り除くというながれになることが多いです。
※炎症が強い、変形が強い、水が溜まりすぎて膝の曲げ伸ばしが容易でないという方は専門医の受診をお薦めします。
オンワーク治療院では
膝痛に関して、血流が重要になると考えています。
炎症を取り除いて、膝の痛みを解消すること・再び水が溜まらない身体作りを目的に行なっていきます。
痛みがある方の多くは痛みをかばい身体に様々な代償があります。これはいくら膝だけを触っても解消できず、逆に膝の問題を取り除くことが難しくなります。
そのために当院では
膝に対するアプローチをその方に合わせて施術を行なっていきます。
- 全身の歪み、筋緊張の改善
- 骨盤・膝・足関節の調整
- 全身循環の改善
必要に応じて、クライアント様と相談をしながら、鍼灸を取り入れていくこともございます
膝痛は整体・鍼灸で改善できるものがあります。
あなたの膝痛も根本原因を取り除いていくことを目指しましょう。
本気で不調から解放されたいと感じているなら是非ご相談ください。